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続いて【敵連合艦隊】との戦闘についてまとめてみます。




  前の記事:【艦これ】連合艦隊の各部隊まとめ



 共通項目


敵が連合艦隊の場合

航空戦/制空戦闘

  
全艦参戦 攻撃対象も全艦


雷撃戦/開幕雷撃

  第二艦隊のみ参戦 
攻撃対象は全艦


砲撃戦

  
「連合vs連合」の砲撃は必ず第一艦隊から始まる

夜戦
  こちらは
第二艦隊参戦

  ・敵の第一艦隊が参戦するパターン
   【艦これ】敵連合艦隊の夜戦条件を参照

  ・敵の第二艦隊が参戦するパターン
   
【艦これ】敵連合艦隊の夜戦条件を参照
   または第一艦隊の6隻を撃破




 通常艦隊

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まずは通常艦隊。
戦力差の通り「通常艦隊vs連合艦隊」ではかなり不利な戦闘を強いられます。

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 1. 砲撃戦 対第二艦隊
 2. 雷撃戦
 [攻撃範囲:全体]

最初は敵第二艦隊との砲撃/雷撃戦。
相手が弱小なので被害は微少、雷撃被害も輪形陣が多いのでそれほど脅威にはなりません。
ただし砲撃が1巡しかしないため、大抵は敵艦を数隻仕損じてしまいます。

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 3. 砲撃戦1巡目 対第一艦隊
 4. 砲撃戦2巡目
対第一艦隊 [攻撃範囲:全体] 戦艦系が存在する場合のみ発生

次に本隊との砲撃戦。
1巡目は敵第一艦隊にのみ命中、2巡目は全艦ランダムに命中します。

この「全艦ランダム」というのが最高に厄介。何せ第二艦隊を完全スルーする可能性があるのです。
[S勝利]狙いなら昼戦での第二艦隊全滅は必須。[A勝利]や旗艦狙いでも脆い第二艦隊で撃破数を稼ぎたい。
しかし砲撃は無情にも第一艦隊に吸収され……そんな展開が本当に多いのがこの対連合戦なのです。

通常戦とは異なり、対連合戦では計4巡の攻撃を全て1艦隊で受けきる必要があります。
こちらも連合艦隊なら攻撃を分散できるのですが、通常艦隊ではそれが出来ないので大破率も高め。
撃破率の低さも相まって「通常艦隊vs連合艦隊」ではかなり厳しい戦いになりがちです。
万全の体制を整えたとしても、ある程度の周回数は覚悟するべきでしょうね。


 連合艦隊:水上打撃部隊

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次に【連合艦隊:水上打撃部隊】。
対通常戦では「生存率の高さ」で差別化されていた部隊ですが、対連合戦ではちょっと事情が異なります。

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 1. 砲撃戦 第一艦隊1巡目 対第一艦隊 火力+10 敵火力+5 両軍命中率低下
 2. 砲撃戦 第一艦隊2巡目 対第一艦隊 [攻撃範囲:全体] 火力+10 敵火力+5 両軍命中率低
戦艦系が存在する場合のみ発生

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 3. 砲撃戦 第二艦隊 対第二艦隊 火力-5 敵火力-5
 4. 雷撃戦 [攻撃範囲:全体] 雷撃-5 敵雷撃-5

攻撃順は対通常戦とほぼ同じ。
最初に第一艦隊が2巡して、その後に第二艦隊の砲撃/雷撃戦が来ます。
……この攻撃順が対連合戦では地味に悪手なのです。

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例えば敵第二艦隊に『駆逐古姫』が居た場合。
昼戦火力に乏しい第二艦隊では姫級を昼戦で撃破する能力がまずありません。
この姫級を昼戦で倒すには「第一艦隊の砲撃戦2巡目」で攻撃を仕掛けるしかないのです。

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しかし水上打撃部隊の2巡目時点では敵第二艦隊が全艦ほぼ健在。
第一艦隊に攻撃が飛ぶ可能性も考慮すると『駆逐古姫』1人を狙うのはかなり困難なのです。

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実際には航空戦などで多少状況も変わりますが、「[S勝利]を取りこぼしやすい」という事実は変わりません。
「生存率の高さ」という特権も、対連合戦では「全部隊が第一艦隊から行動する」ので特権ではなくなりました。
対連合戦において水上打撃部隊があまり好まれないのも仕方ないでしょうね。


 連合艦隊:空母機動部隊

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続いて【連合艦隊:空母機動部隊】。
対通常戦では「第二艦隊が大破しやすい」部隊でしたが、対連合戦ではそれが大きく改善されています。

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 1. 砲撃戦 第一艦隊1巡目 対第一艦隊 火力+10 敵火力+5 両軍命中率低下

対通常戦と異なり、最初は第一艦隊の砲撃戦。
「連合艦隊vs連合艦隊」では必ず第一艦隊から砲撃がスタートするのです。

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 2. 砲撃戦 第二艦隊 対第二艦隊  火力-5 敵火力-5
 3. 雷撃戦 [攻撃範囲:全体] 雷撃-5 敵雷撃-5

次に第二艦隊の砲撃/雷撃戦。
第二艦隊は本隊と撃ち合わないため、生存率も大幅に上昇しています。

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 4. 砲撃戦 第一艦隊2巡目 対第一艦隊 [攻撃範囲:全体] 火力+10 敵火力+5 両軍命中率低下
戦艦系が存在する場合のみ発生
そして最後は第一艦隊の砲撃2巡目。
攻撃対象は全艦ランダム。しかしこの時点で敵第二艦隊は疲弊済み。
仮に第二艦隊に姫級が混ざっていたとしても、水上打撃部隊より良確率でそれを仕留めることが出来ます。

防御能力の改善と理想的な攻撃順。
対連合戦での空母機動部隊はかなり理想的な部隊へと進化を遂げています。

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その影響からか、最近の道中ルート難易度は機動部隊に対してかなり厳しめ…?
「とりあえず機動部隊だけ選んでおけばいい」とはならないのが中々難しいところなのですね。


 連合艦隊:輸送護衛部隊

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最後は【輸送護衛部隊】。
対通常戦でもかなりの困難を伴いましたが、対連合戦でのそれは最早戦闘と呼べるものではありません。

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 1. 砲撃戦 第一艦隊1巡目 対第一艦隊 火力+10 敵火力+5 両軍命中率低下?

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 2. 砲撃戦 第二艦隊 対第艦隊 火力-5 敵火力-5
 3. 雷撃戦 [攻撃範囲:全体] 雷撃-5 敵雷撃-5

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 4. 砲撃戦 第一艦隊2巡目 対第一艦隊 [攻撃範囲:全体] 火力+10 敵火力+5 両軍命中率低下?
 戦艦系が存在する場合のみ発生
攻撃順は空母機動部隊と全く同じ。
しかし折角の攻撃順も、それを活かす火力が皆無では話になりません…。

とりあえず狙うは8隻撃破の[A勝利]のみ。
支援も航空隊もフル活用。昼戦で何とか敵第一/2隻を撃破し、夜戦で敵第二/6隻を全て始末する。
それ以外に活路はまずないでしょうね。


 敵数増加と攻撃機会減少

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どの部隊でもある程度の苦戦が予想される対連合戦。
その苦戦の原因は「撃破すべき敵数の増加」と「1艦隊当たりの攻撃機会減少」にあると考えられます。


[ 敵数 ]
通常艦隊
連合艦隊
敵艦6隻
12隻


撃破率80%での撃破数
4.8隻
9.6隻
残存数2隻
3隻

まずは敵数。言うまでもなく対連合戦の敵数は倍。
これを仮に「1隻当たり80%で撃破できる」とした場合、通常は2隻残存、連合なら3隻残存する計算になります。
双方の夜戦仕様が同じなだけに、このたった1艦の残存差はとてもよく響くと思われます。


[ 攻撃機会 ]
通常艦隊
連合:第二艦隊
連合:第一艦隊
砲撃12回
(6~12)回
(6~12)回
雷撃
4回
(0~4)回
(0~4)回




平均砲撃12回
9回
9回
平均雷撃
4回
2回
2回
平均攻撃機会
16回
11回
11回
命中率80%での命中数
12.8回
8.8回
8.8回

次に攻撃機会。
通常だと攻撃機会は【砲撃12回 雷撃4回】で【計16回】が保証されています。雷撃は開幕1閉幕3で計算
しかし対連合戦の場合、保証される攻撃機会は【各隊につき砲撃6回】のみ。
残りの砲撃/雷撃はランダムに飛ぶため、下手に偏ると片方ががら空きになります。

そして注目すべきは「平均攻撃機会」。
対連合戦の場合、通常より5回減の各【11回】。減少割合は【30%以上】
砲撃のみに絞ったとしても実に【25%】も減少している計算になります。
これが対連合戦における最大の懸念材料なのです。

連合艦隊での戦いは火力/命中に目が行きがちですが、この「攻撃機会が減っている」という点もかなり重要。
以前にも増して艦隊の最適解が求められているという訳なのですね。


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よりシビアな艦隊編成が求められる対連合戦はイベントクリアを目指すなら避けては通れない道です。
常日頃から準備を欠かさないようにしたいですね。