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航空戦の流れ
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ステージ1(st1)
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ステージ2(st2)
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対空カットイン発動時 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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通常 | 対空カットイン発動時 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ステージ3(st3)
撃墜:なし |
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敵機撃墜の流れ |
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以上が”敵機撃墜”の仕組み。
細部をちょこちょこ省略したので、不明な点はWikiの航空戦を参照してください。
ちなみに今回の記事は”敵機”のお話。”自機”の被撃墜事情は微妙に違うようです。
例えば「制空権喪失」でも被撃墜率は60%までだったり、「最低保証」の+1機がなかったり。
しかし敵艦にも「対空カットイン」は存在したり、対空自体が異常に高かったり。
決して侮ることはできないのです。ツ級許すまじ。
それではようやく本題。雑談パートです。
st1:制空戦闘
制空戦闘の割合撃墜は振れ幅が大きめ。あまり安定した成果は期待できません。
しかし「必ず発生する」のは大きな強み。出来れば[確保]を狙うのが得策でしょう。
ちなみに「基地航空隊」でも制空戦闘は発生しています。
基本的には[航空均衡]までにしかなりませんが、それでもしっかり敵機撃墜できるのが強みです。
st2:対空放火
敵機撃墜の肝となるフェイズ、ですが……この「発生率50%」がかなり厄介。
制空戦闘と異なり、このフェイズでは最小2回~最大48回の「50%判定」が行われます。(連合なら最大96回)
例えば敵空母3隻、攻撃スロット計9個と仮定。
この場合、[割合撃墜]と[固定撃墜]で計18回の「50%判定」が行われます。
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1回毎に「50%判定」されるので、
2連続で成功する確率は25%、3連続で成功する確率は12.5%……18連続で成功する確率は0.001%未満。
つまり99.999%以上の確率で、必ず何処かで「失敗」します。
この「失敗率の高さ」が対空放火における最大の弱点です。
例えば上の9スロットに[固定撃墜]だけを仕掛けた場合。99.8%の確率で1スロット以上「失敗」します。
[固定]と[割合]どちらか片方の「成功」を狙った場合でも、92.4%の確率で1スロット以上「同時失敗」します。
要するに「スロットの完全な撃ち漏らし」がほぼ避けられないのです。
「スロットの完全な撃ち漏らし」が発生するとどうなるのか。
敵機が全く無傷のまま爆撃してきます。そして言うまでもなく敵空母が砲撃戦フル参加です。
特に砲撃戦は怖いです。1機でも残っていれば火力MAX。一発大破に怯えるしかないのです…。
更に、各スロット毎に「担当艦選出」の確率判定も行われます。
「担当艦」は各スロット毎に毎回選出し直されます。上記の例では9回選出、画像だと8回
その全てを防空艦だけで占めるのは非常に困難。
そして低対空艦が「担当艦」になった時点で「どう足掻いても撃ち漏らす」という事態に陥るのです。
以上から、「対空放火」は2スロット以上が相手では分が悪いと言えます。
「発生率50%」では信ずるに足りず。局所的な爆発力は絶大ですが安定性に欠け過ぎているのです。
「対空放火は運次第」と言われる所以ですね。
ただし、これは逆に言えば「敵機が1スロットだけなら十分効果を発揮できる」ということ。
上のような[空母]が複数いる場合ではなく、スロット数の少なめな[陸上型]が単騎で居る場合など。
そんな限定された環境下であれば、ようやく「対空放火」も輝けると思います。
…そんな場面はそう易々とは訪れませんが。
とりあえず「対空値」と「対空放火」に全体的な防空能力などありません。
あるのは50%の局所的効果だけ。覚えておくべきでしょうね。
さて、そうなると重要なのは「運に左右されにくい部分」。
対空放火の最後に来る[最低保証撃墜]。それを大幅増加させる「対空カットイン」ということになります。
対空カットインの発動率は1人で60%程度。2人で80%程度とされています。もちろん判定は1人1回のみ
万全ではありませんが、他の確率よりは十分高い数字だと思います。
その上、対空カットインには[対空放火:固定撃墜]の増幅効果有り。秋月で最大1.7倍、摩耶改二でも最大1.65倍
[対空放火:固定撃墜]は発生率50%なので過信厳禁ですが、それでも当たれば効果は絶大。
高確率で高効果。これが対空カットインが重宝される理由なのですね。
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以上を踏まえて、”敵機撃墜”は以下のように想定するのが無難でしょう。
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「制空戦闘」と「対空カットイン」の「最低保証撃墜」だけ計算。
確率的に期待できるのは航空戦の被害減少まで。砲撃戦は諦めてください。現実は非情なのです。
とはいえ「対空放火」の50%を見込めば全スロットの半数近くは全滅するかも。
運が良ければ敵空母1隻ぐらいなら棒立ちになるかも?
なお、全敵空母の棒立ちが起きるとすれば、それは以下の状況だと考えられます。
・「制空戦闘」で制空権確保し、撃墜率100%を引く
・「制空戦闘」で80%以上の高い撃墜率を引き、「対空カットイン」の「最低保証撃墜」で撃墜し尽くす
・「基地航空隊」による追加「制空戦闘」
残念ながら、これに「対空放火:割合撃墜」と「対空放火:固定撃墜」が関与することはまず無いでしょうね。
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と言う訳で。
まとめると、「気にするのは[制空状態]と[対空カットイン]だけでいいよー」、というお話でした。
最近は敵空母の増加や、[機銃]の拡張スロット搭載で[対空放火]が注目されましたからね。
「対空」の底上げに専念するあまり、本当に戦うべき「50%判定」が見過ごされがちなので。
注意喚起の意味でも、ちょっとまとめてみたのでした。
ちなみに当初は[対空放火]の計算式を重点的にまとめる予定でしたが……検討の結果、不要と判断。
その辺ざっくりカットしたので、 対空10=固定撃墜1 対空400=割合撃墜100% の話はお蔵入り。
ちょっと勿体なかったかも?いつか必要になったら掘り出すかもしれませんね。
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今回使用したモデルケース 36,36,36,36 。
これはお馴染み『空母ヲ級改flagship』の搭載数とされています。
彼の空母は3隻同時に出現する事が多いので、道中突破のイメージトレーニングにはピッタリなのです。
なお、『空母ヲ級改flagship』は全部で4パターン存在。しかし搭載数は全て同一となっています。
参考までに、主立った空母系の搭載数は以下とされているようです。
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| [軽母] |
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| [航戦] |
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[空母] 弱1 |
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[空母] 強2~4 |
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| [航戦] |
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[空母] |
…そして、以下のような絶望的物量差も確かに存在するようです。
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| [空母] |
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| [航戦]+[陸上] |
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| [航戦]+[陸上] 弱 |
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| [航戦]+[陸上] |
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| [航戦]+[陸上] 強 |
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| [航戦] |
ちなみにこの180機というのが艦これ史上最大級の敵機数のようです。
これを全て撃ち尽くしたいなら、それこそ「対空放火」による強力な撃墜力が必要になるでしょう。
ただし最終的には相応の「運」が必須。中々思い通りには行かないでしょうね。